花守の日々

華道のこと

華道のこれから

パンデミックという、人類を脅かす危機の中に生きる今、世界中が、我々人間の命を守ることに日々奮闘しています。先の見えない今、稽古や研究会、花展やイベントが中止となり華道の取り巻く環境も大きく変りました。美しさや明るさを加え、華やかさを生む“花を添える”余裕が日に日に失われつつあります。しかし、花のもうひとつの側面“花を供する”つまり花に祈りと希望を託す、我々の本能的な行為を改めて考えてみました。花を通じて伝えられてきた華道の心をこれからどのように守り、伝えていくか、そしてこの自粛の日々に少しでも希望、安らぎそして癒しを見出すにはどうしたらいいか考え、少しずつ実行したいと思っています。



ページの先頭へ戻る