花守の日々

ワークス

花をより深く知るために

いけばなは基本的に先生ご用意のお花を生ける。そのようにして取り合わせのコツや、先生の感性を学ぶ。

しかし私はかなり最初の頃から自分で花材を準備し、お稽古に通った。

毎回自分で取り合わせを考えるのは難しく、たくさんの無駄や寄り道をした。でも今では、花の取り合わせを考えるのはとても楽しい。

どの時期に何がどこから出回るのか、を知ることはとても大切な知識と思っている。なぜなら 現代における”花は足でいけよ”との教えは、流通する花を良く知ること、に他ならないからだ。

その意味で今回、新潟県立植物園展示用のトルコギキョウの圃場は私にとってまさに聖地である。

 



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