世界とつながる

いけばなの精神で、友好と平和を願い、主にロシアに向け日本伝統文化を発信しています。ロシア語でも“IKEBANA”で通じるほど、世界でいけばなはフラワーアレンジとは別のものとして認識されています。“和”を尊ぶことは、角をたてずにみんな仲良くではなく、様々な価値観を尊重しつつ、認め合うことが根底にあります。そもそも花を見つめる瞳に、文化の違いは関係ありません。日本で育まれたいけばなは、生活に芸術を取り入れる生活文化の要素があり、日本でもロシアでも暮らしに潤いをもたらす花を取り入れたいという気持ちは共通です。意外と見落としがちな芸術をこよなく愛する国民性のロシア人。私のできる国際貢献として、主に新潟市の姉妹都市、ハバロフスク市・ウラジオストク市との友好関係に寄与できるよう、文化交流活動を行います。

ウラジオストク・国際交流行事

花を贈ることが日常的で24時間営業の花屋も多いロシアで流通する花卉は、ほぼ輸入品でモスクワ経由でロシア全土に輸送されていると聞きます。植物園で採取した花材と合わせ、いけばなデモンストレーション・講習会を行いました。親日家も多く自然豊かなロシアでいけばなで国際交流ができると確信しています。



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