花守の日々

華道のこと

優しい野の花に会いに行きました。

全国でも有数の豪雪地新潟県南魚沼市。

この雪深い地で花の姿を描き続ける外山康雄さんの”野の花の館”があります。所用で訪れた越後湯沢駅から、いてもたってもいられず、ほんの少しの空き時間にタクシーで駆けつけました。

四季折々の山野草、木の実を実際の大きさに描いた水彩画です。

そして実際に絵の前にその花(木)が一緒に展示されています。

花を描くようになったきっかけ、作品制作の工程、花器のこと、展示方法のこと、などいろいろ教えてくださいました。特に花の命が最も輝く瞬間に出会うのは、運でその運に恵まれることに感謝して描く、という姿勢に心を打たれました。そしてわからないことは、花に聞くそうです。

私もよく花を見て、いとおしんで、そして感謝して、花の命を輝かせる華道を続けたいなぁと思いました。



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