英国人建築家 ジョサイア・コンドルの晩年の傑作
1917年竣工の大正の建物。
当主古河虎之助ご家族が9年間住まわれ、その後は迎賓館として、戦後は連合国軍の駐留地として使用され、以後30年間は放置されていたものの、修復され現在の姿になったそうです。
和洋折衷ではなく、和洋調和だそうです。美しい洋館の内部に、和の空間がすっぽりとおさまっています。建物内部は撮影できません。
1階の接客スペースはほぼ”洋”の空間。そして家族の起居した2階は暮らしへの愛着を最優先にした”和”と”洋”の用と美で包まれた素敵な空間が広がってました。とくに寝室の窓から眺めるバラ園は、とてもロマンチックでした。畳はやっぱり日本人の居場所なんですね。
庭園も広大でし。地形を生かし、一番高い丘の洋館から、斜面の洋風庭園、そして低地に心字池を中心に、日本の風情をたっぷり感じることができる小川治兵衛作の日本庭園があります。