花守の日々

華道のこと

いけばなをやってきてよかったこと

1  師匠との出会い
長年の稽古で私のことは全てお見通し。この世界では親に相当する先生との出会いがその後歩む道に大きく影響します。先を生きてこられた先生は、人生の節目、新たな挑戦をする時、いつも私の背中を押してくださいます。
2 花友との交流
気の合う、価値観を同じくする花友と過ごす時間は濃密で、互いに切磋琢磨できる関係です。先生にお聞きできないことは先輩に、同級生とは腕を競い合い、後輩には、自分がしてもらったことを返していく、人間関係は往々にして複雑ですが、コミュニケーション能力を高める場でもあります。
3  前向きになれる
開花した花より蕾を賞玩する池坊の美学には、未来、可能性を見つめる前向きな世界観があります。迷い、くじけそうなとき、いつも勇気をもらえます。
4人を笑顔にできること
言葉がなくても、花を通じて人と心を通わせることができます。
5 花のパワーをもらえる
体調が悪くても夢中でお花をいけていると、終わるころには元気になっています。


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